介護施設で働きたい!面接でスムーズに採用されるコツ5つ

人手不足の介護業界ですが、なかには「面接で落とされてしまった…」なんて方もいるのではないでしょうか。狙った施設に採用されるためのコツを教えます!

目次

  1. 【1】人材不足なのに面接で不採用!いったいなぜ?

    1. 1.どんな方が求められる?介護施設が欲しい人材

  2. 【2】「ここで働きたい!」を伝える面接のコツ5つ

    1. 1.元気と若さをアピールしよう

    2. 2.人を不快にさせる話し方をしていないかチェック

    3. 3.会話のキャッチボールができるかどうか

    4. 4.退職理由はポジティブに変換して伝えよう

    5. 5.清潔感のある身だしなみを心がける

    6. 6.給与や待遇は謙虚に聞こう

    7. 7.施設や法人の情報を調べておく

人手不足が叫ばれる介護業界。全業種の有効求人倍率(求職者ひとりに対し、何件の求人があるかの指標)が1に満たない昨今であっても、介護業界の有効求人倍率はその倍ほどの高さをキープしており、依然として引く手あまたの業界といえます。ですが、人手不足だからといって誰でも採用されるというわけではありません。今回は、介護業界でスムーズに採用される面接のコツをレクチャーします。

人材不足なのに面接で不採用!いったいなぜ?

看護や保育の仕事とは違い、資格や経験がない人に対してもひろく募集をかけている介護業界。実際に、介護の求人を見てみると「未経験者や無資格者の方もご相談ください」と注釈が入っているものが多く、他業種と比べるとまったくの未経験者であっても入りやすい業界といわれています。とはいえ、なかには面接で落とされてしまう方も少なからずいるのが実状です。いったいなぜでしょうか。

どんな方が求められる?介護施設が欲しい人材

そもそも、介護施設ではどんな人材が求められているのでしょうか。

介護の仕事は体力勝負。若いスタッフが欲しい!

介護士の主な仕事は、食事や排せつ、入浴など、利用者の方々の身の回りの介助をすること。コツをつかめば非力な女性であっても対応できるとはいえ、やはり体力勝負の仕事です。

また、年齢の若い方を採用し、ゆくゆくは施設を背負う人材として育成していきたいと考えている法人も少なくありません。なかには、若いスタッフが長期的に働けるように労働環境を整え、資格取得までのすべての費用をバックアップする…という法人も。採用にはコストがかかるもの。法人としては、若いスタッフを育成し、長期的に腰を据えて働いてもらうことがコストの削減につながります。

介護福祉士大歓迎。資格取得者が欲しい!

介護福祉士を一定数以上配置すると、介護事業所がサービス提供体制強化加算を得られるため、介護福祉士の資格取得者を確保しておきたいというのも施設の本音です。また、訪問介護事業所では必ず「サービス提供責任者」を配置しなければなりません。サービス提供責任者になるには、実務者研修の修了か介護福祉士の資格を取得していることが条件となるため、施設としては、資格取得者を確保しておきたいのです。

笑顔でコミュニケーションが取れる人が欲しい!

介護の仕事は、人を相手にする仕事です。日常の介助はもちろん、何気ない場面でも利用者の方々とコミュニケーションをはかり、信頼関係を構築していくことが必要となります。また、スタッフ同士の連携も大切。スタッフ同士の雰囲気が悪ければ、施設全体の空気が悪くなってしまうのは言うまでもありません。他人と円滑にコミュニケーションをはかれること。介護業界では特に求められる要素といえるでしょう。

「ここで働きたい!」を伝える面接のコツ5つ

介護施設を受けるなら、ぜひおさえておきたい面接のポイントは次のとおりです。

元気と若さをアピールしよう

「施設は若い人材を求めている」と前述しましたが、その理由は体力があること。体力が必要な場面が多い介護現場では、健康で快活な人材はとても重宝されます。はきはきとしゃべり、年齢以上に元気と若さがあることをアピールできれば好印象です。

人を不快にさせる話し方をしていないかチェック

利用者の方の話し相手になることも介護スタッフの大切な仕事のひとつ。利用者の方が気持ちよく過ごせるよう、失礼のない態度で話ができるかどうかも、採用担当者がよくチェックしているポイントです。相手の話をさえぎって話し始めてしまう、言葉遣いが悪い…など、相手を不快にさせるような話し方になっていないか、今一度見つめ直してみましょう。

会話のキャッチボールができるかどうか

また、たとえ言葉遣いがていねいであっても、質問に対して適切な回答ができていないと「会話のキャッチボールができない人」とみなされてしまうので注意が必要です。

会話のキャッチボールをするコツは、ずばりオウム返しをすること。「介護の仕事を選んだきっかけは?」と聞かれたら、「介護の仕事を選んだきっかけは…」と話し始めることで、質問内容を復唱しながら自分の頭のなかを整理することができるため、適切な回答がぱっと浮かびやすくなります。

退職理由はポジティブに変換して伝えよう

前職が介護の仕事だった場合、かならず聞かれるといっても過言ではないのが「退職理由」。たとえ退職理由が自分に非がない職場のイジメだったとしても、直接それを告げてしまうのはあまり好ましくありません。採用担当者は事情を知りませんから、「本人にも非があったのでは」「打たれ弱いのでは」と先入観を持たれてしまう可能性もあります。

退職理由は、どんな内容であってもポジティブに変換して伝えることが大切。「職場の人間関係に悩んで辞めた」のであれば「職場の連携が強くチーム介護に力を入れている職場で働きたい」と変換してもいいですし、「収入が少なくて辞めた」のであれば「収入面でもより上を目指すためにキャリアアップできる環境で働きたい」と変換してもいいでしょう。前向きな表現で伝えることで、自己アピールにもつながります。

清潔感のある身だしなみを心がける

食事や入浴の介助など、利用者の体にふれることも多い介護の仕事。当たり前のことですが、清潔感のない相手に介助をされれば利用者は不快な気持ちになりますから、「身だしなみがきちんと整っていること」を最低条件に掲げている採用担当者は多いものです。

長すぎる髪はきっちりとまとめ、前髪は目にかからないようにすること。それからネイルは派手すぎないか、利用者の方の体を傷つけてしまいそうなほど伸びた爪になっていないか、事前にチェックしておきましょう。

面接はかならずしもスーツで行く必要はありませんが、ワイシャツやブラウス、ジャケットを羽織っていくなど、カジュアルになりすぎない服装で挑むのがベターです。

給与や待遇は謙虚に聞こう

転職活動をするうえで、やはり気になるのは「待遇面」。特に、待遇面の不満をきっかけに前職を退職している方にとっては気になるところですね。待遇面は採用が決まってから確認するのが基本ですが、どうしても質問しておきたい場合は、謙虚な姿勢を見せることが大切。「お話しいただける範囲で構いませんので、お伺いしたいのですが…」といったように、前置きをしてから質問をするだけで、印象はぐっとやわらかくなりますよ。

施設や法人の情報を調べておく

多くの施設は、施設や法人のホームページを持っています。求人情報だけを見て応募せず、どんな方針で運営をしている施設なのか、どんな理念を掲げているのかなど、事前にチェックしておきましょう。くれぐれも「ホームページを見ればわかること」を質問してしまわないよう気を配りたいものです。採用担当者に時間を割いてもらっているということを忘れず、きちんと下調べをして挑むように心がけたいですね。

資格が必須とされていない限り、介護の求人には無資格者にもチャンスがあります。特別なことをする必要はなく、明るく元気にアピールすることができれば、採用の確率はぐっとあがります。

とはいえ、採用担当者も人ですから、「相性が悪かった」という理由で落とされてしまうこともあるかもしれません。そういったときは「縁がなかった」と切り替えて、次の面接に備えましょう!