のびのびと働ける?女性介護士の働きやすさ

女性介護士働きやすさ
女性の社会進出が進められて、働く女性の賃金、昇級など少しずつ配慮されつつあります。多くの業界でその流れはあるようですが、介護の業界ではどんな配慮がなされているのでしょうか?今回は、介護業界の女性の待遇や働きやすさの実態をみていきましょう。

目次

  1. 【1】介護業界の男女比をみてみよう

  2. 【2】出産や妊娠の配慮は受けられやすい?

  3. 【3】男性介護士と比べて女性介護士の給与ってどうなの?

  4. 【4】女性も活躍していこう!

介護業界の男女比をみてみよう

まずは、介護業界全体の実態を把握するために、どれくらいの女性が働いているのか、職種別に男女比チェックしていきましょう。

職種 男性(%) 女性(%)
ケアマネジャー 27.5 72.4
ホームヘルパー 20.8 79.1
福祉施設介護員 36.2 63.7

※厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」参照

上記から見て取れるように、介護業界は圧倒的に女性が多い職場になります。

女性が多いことが働きやすいと思えるかは人によるでしょうが、同じ女性ということで、同性ならではの相互理解も期待できるかもしれませんね。

ではいったい、どうして介護業界に多くの女性がいるのでしょうか。

これは元々、介護は女性の仕事と思われていたことから、女性が参入しやすい職場ということが要因です。さらに、ホームヘルパーの資格は比較的取得しやすく、多くの広告がなされたため、女性が多く集まったのです。

出産や妊娠の配慮は受けられやすい?

次に、女性への配慮の部分を考えていきましょう。

女性は、結婚後にパートナーが住む地へと引っ越しを迫られるケースもあり、その後も妊娠・出産・育児という大きなライフイベントがあります。そんなときにしかるべき配慮が得られるかが問題になってきます。

男性中心の職場ですと、妊娠・出産・育児はなかなか理解を得られにくいということもあります。その点、女性が多い介護業界は、同僚介護士から理解や共感が得られやすく、配慮してもらいやすいという事例が多いです。同僚女性も結婚・出産・育児を経験しており、仕事との両立の大変さを知っていることが多いからです。

また、施設からの配慮も手厚いといえるでしょう。

これは今の介護業界自体が女性で成り立っている業界なので、女性が働きやすくしなければ成り立っていかないためでもあります。

今、介護業界は大変な人材不足です。施設にとって一人の介護士は大変貴重な存在であり、まさに人財です。経験年数を重ね、利用者のことも熟知している介護士を手放すのは惜しいことです。それならば、施設側は長く働いてもらえるように、女性が働きやすい職場づくりに配慮していくのは自然なことですね。

男性介護士と比べて女性介護士の給与ってどうなの?

働く上で、やっぱりお給料がいくらもらえるかは気になるところです。

これから女性と男性の介護士の給与を比較してみましょう。

職種 男性 所定内給与額(万円) 女性 所定内給与額(万円)
ケアマネジャー 27.4 24.8
ホームヘルパー 22.3 21.0
福祉施設介護員 22.6 20.9

※厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」参照

データを見ると、男性の方が、金額が若干高いということがわかりますね。

この理由は男性の方がキャリアアップとして管理職に就く割合が高いことが理由の一つとして挙げられます。

ですが、他業界と比較しても男女の給料の差はあまり大きくないので、女性もキャリアアップを望めば昇進の可能性は十分ありますよ。

女性も活躍していこう!

働き手の75%を女性が多数を占める介護業界では、数字が示すように女性が活躍しやすい場といえますね。

しかし、育児をしながらの夜勤は厳しいですし、結婚を機にといったライフスタイルの変化によって今までのように働くことができなくなることもあるでしょう。そういった場合は日勤専門のシフトへ変更するなど配慮をしてもらえる職場もあります。

「バリバリ働きたい!」「子育てと両立したい!」といった希望を叶えるためには、職場選びも大切ですから、しっかりと働く環境をみていきましょう。