介護の仕事の探し方には、公共機関から知人の紹介など、様々な方法があります。定番の探し方は、メリットとデメリットも含めてみてみましょう。
ハローワーク
代表的なのが、厚生労働省が運営する就職支援・雇用促進のためのサービスです。
公共機関のため安心感もあり、無料で利用できることもポイントです。また、ハローワークに掲載している求人は、閲覧自体はインターネット上でも可能です。地元の求人があるか気になる、給与や勤務時間などの基本的な情報を得たい場合に役立つでしょう。
実際に自治体が行っているハローワークを利用する際には、求職申込書をはじめに書く必要があるので、事前に履歴書を持っていくとスムーズに手続きを進めることができます。必要な情報を書き留めるための、メモ帳や筆記用具などを合わせて持っていくことをおすすめします。
メリット
・地域に特化した求人情報が多い。
・無料で、手軽に利用できる。
・職員がサポートしてくれる。
デメリット
・地元の中小企業がメインのため、大手の求人が少ない。
・離職率が高いなど、詳細が分からない職場が掲載されていることがある。
・担当者によって知識や対応が異なる。
求人媒体
求人情報サイトやフリーペーパーなどの媒体に掲載された中から、自力で自分に合った職場を探す方法です。チラシの折り込みなどに、介護の求人情報が含まれている場合もあります
マイペースに探すことができるので、他の仕事をしながら空いた時間で探したり、好きなだけ時間を費やすことができます。ハローワークや人材派遣会社のように紹介がないので、自分の目で確かめる必要があります。
介護食無資格・未経験者向けサイトであったり、経験者向けのサイトであったり、様々な類の求人媒体があります。自分にあった求人サイトをみつけましょう。
メリット
- 自分のペースで探すことができる。
- 様々な求人の特色を、自分の物差しで比べることができる。
デメリット
- 自力で職場を探す必要がある。
- 第3者からのアドバイスが聞き辛い。
人材紹介サービス
希望条件を伝えることで、代わりにその人材紹介会社や人材派遣会社の担当者が、あなたに合った雇用主を探してくれるサービスです。
代わりに探してくれる担当者は、エージェントや代理人と呼ばれます。
求職者と雇用主の間にプロのエージェントが入り、それぞれ求め合う条件を見極めてくれることで、より自分にマッチした職場に出会やすくなるでしょう。そのためには、まず自分のライフスタイルを振り返り、希望条件や優先順位をつけておくと話がスムーズかもしれません。
紹介サービスによっては、職務経歴書の添削や、面接のサポートなどの手厚いサポートも受けることができるところもあります。また、雇用主からの信頼がある人材紹介サービスは、一般的には公にしていない、非公開の求人情報を扱っているのも特徴です。
より手厚いサポートを受けたい場合は、エージェントの評価が高いサービスを検索して見つけてみましょう。
メリット
・面接の対策など、プロのサポートが受けられる。
・相談がしやすい。
・希望条件とマッチした雇用主を紹介してもらえる可能性がある。
デメリット
・エージェントと相性が合わない場合がある。
- 雇用主にとって、人材紹介サービスは安価な広告などに比べて割高である分、採用のハードルが高くなっている場合がある。
介護の仕事と出会うイベントやフェアに行ってみる
介護の就職フェアや説明会など、地域で開催されていることがあります
様々な企業が集まるイベントでは、一度の来場で多数の企業と直接話すこともできるでしょう。また、介護の資格を持っていなかったり、学生でも参加できるイベントも開催されているので、興味のある方は是非、近くでどんなイベントやフェアが開催されているのか、調べてみましょう。
中には、参加するとクオカードをゲットできるなど、特典を設けているイベントもあるようです。
職員・知人からの紹介
すでに業界でお仕事をされている方は、職員・知人からの紹介なども多くあるようです
転職したいなと思ったら、信頼のおける職場の友人や先輩などに相談してみるのも良いかもしれません。人材が足りていない施設や、より自身に合った職場環境の情報を、働いている方の生の声を聞いて集めることができるかもしれません。
まとめ
多くの介護求人が世に出ている中、まずは自分に合った求人媒体の性質を理解することが大切です。また、自身のライフスタイルの優先順位を決めると、さらに探しやすくなります。
どれか一つに絞って探すことも良いすが、探し方を自由に組み合わせて、総合的に判断してみるのもおすすめです。
是非、御自身に合った介護の仕事の探し方を、みつけてみてください。