ここで差がつく!介護業界での転職に役立つ履歴書作成のポイント

転職活動に欠かせない履歴書。介護業界で転職活動を行うときに覚えておきたい、履歴書記入のコツをレクチャーします。

目次

  1. 【1】履歴書作成の基本マナー

  2. 【2】介護職ならこう書く!学歴・職歴欄記入のポイント

  3. 【3】取得予定の資格を記すのも◎。資格欄記入のコツ

  4. 【4】履歴書最大のアピールポイント。志望動機の書き方

  5. 【5】履歴書は表現ツール。ていねいに書いて誠意を伝えよう

転職をするときに必ず書かなくてはならない履歴書。いったいどんなことを書けばいいのかわからず、とまどってしまった経験はないでしょうか。介護業界の転職サイト「介護ぷらす+」が、採用担当者に好印象をあたえる履歴書作成のポイントを解説します。

履歴書作成の基本マナー

最近ではパソコンをつかって作成された履歴書を使って転職活動を行う方も増えていますが、介護施設への転職に使う履歴書は原則として手書きでの記入がおすすめです。まずは手書きで履歴書を作成するときの注意点をレクチャーします。

黒のボールペンか万年筆で記入する

履歴書の記入は、黒のボールペンもしくは万年筆を使って行います。ボールペンは油性のものでも水性のものでも構いませんが、摩擦熱によって色がうすくなる「消せるボールペン(フリクションボール)」を使うのはNG。書き損じたときに消せるので便利ではあるのですが、高温となるような場所で保管した場合や、コピー機にかけた場合に消えてしまう恐れがあります。

書き損じは新しい履歴書に書き直す

書き損じてしまった場合は、修正液や修正テープで訂正をせず、新しい履歴書に書き直しをします。二重線で消して書き直すのもNG。書き損じてしまったときのために、履歴書は多めに用意しておくのがベターです。

提出前に一部コピーをとっておく

施設の採用担当者は、履歴書を見ながら面接を行います。履歴書に書かれたことと質問時の受け答えがかみ合っていないと不信感につながってしまいますので、どんな内容で記入したかきちんと前もって確認しておけるよう、提出する前に一部コピーをとっておくことをおすすめします。

介護職ならこう書く!学歴・職歴欄記入のポイント

他業界と比較して「学歴よりも人柄重視」での採用が行われやすい介護業界。とはいえ、記入した学歴や職歴が思わぬ評価につながる可能性もあるため、しっかりと記入しておきたいものです。学歴・職歴欄を記入するときのコツをおさえておきましょう。

学歴欄の書き方のコツ

介護業界に限らず、履歴書には小学校・中学校は卒業年月を、高校と大学は入学・卒業の年月を記入するのが一般的。大学や高校の場合、学部や学科、専攻(コース)名も細かく記載します。
また、「調理学校を出ているのに介護職を希望する」など、まったく違う業界の学歴を所持していて、介護業界への入職を希望する場合、「なぜ介護業界で働きたいと思ったのか」という質問を投げかけられる可能性が高いため、あらかじめ回答を準備しておくといいでしょう。

職歴欄の書き方のコツ

職歴欄には、正社員もしくは契約社員として雇用されていた仕事について記入をするのが一般的。とはいえ、派遣社員やパート職員であっても、経験をアピールできるものであれば記入しておくのがベターです。ただし、1ヵ月以内に退職しているなど、あまりにも雇用期間が短い職歴については書かないほうが無難。「すぐに辞めてしまうのでは?」と思われるリスクがあるので、最低でも3ヵ月以上勤務した職場について書くようにしたいですね。

職歴は職種まできちんと書く

介護現場で働いた職歴を持っている場合、どんな立場で働いていたのか担当していた職種まできちんと記入します。

(例)
社会福祉法人◎◎ 特別養護老人ホーム××苑に配属 ケアマネジャーを担当 など

職歴部分は、どの職種でどの程度の経験があるのかどうかを判断する非常に大切な資料となりますので、できるだけ細かく記入することをこころがけましょう。

取得予定の資格を記すのも◎。資格欄記入のコツ

資格不問としている施設も少なからずあるものの、介護の関連資格取得者はどの施設でも重宝されるため、資格は大きなアピールポイントになります。資格欄記入のポイントは次のとおりです。

取得年月が早いものから順番に記入する

資格は取得年月が早いものから時系列に合わせて書いていきます。介護福祉関連資格以外の資格もあわせて記入しますが、取得資格が多く枠に入りきらない場合は、介護関連資格を優先して記入します。

また、デイサービスや特別養護老人ホームなど一部の施設では、利用者の方の送迎を行うため普通自動車第一種免許を必須としているところが少なくありません。求人情報に必須資格として書かれていた場合は、忘れずに明記するようにしましょう。

間違いやすい正式名称に気をつけよう

履歴書に書く資格名称は、かならず正式名称を使用します。ホームヘルパー2級の場合、「訪問介護員2級養成研修課程修了」と書くのが正式です。
間違えられやすい介護の資格名称には次のようなものがあります。

  • ケアマネジャー→介護支援専門員
  • 初任者研修→介護職員初任者研修
  • ホームヘルパー2級→訪問介護員2級養成研修課程修了 など

受講中の資格も資格欄に記入しておこう

介護職員初任者研修や実務者研修は、修了するのに一定の研修期間が必要となります。こういった受講中の資格(研修)がある場合は、「◎◎資格取得へ向けて受講中」といったかたちで資格欄に明記しておくのがベターです。向上心をもって介護業務にあたっている姿をアピールすることにつながります。

履歴書最大のアピールポイント。志望動機の書き方

志望動機やアピールポイント(得意な分野など)を記入する欄は、履歴書で一番自分を売り込むことができる項目です。志望動機を記入するポイントは次のとおりです。

「口先だけ」の志望動機にならないよう注意する

介護職の履歴書では「人の役に立つ仕事がしたいから」「施設の雰囲気に惹かれたから」といった漠然とした志望理由を書く方がいますが、これでは自己PRにつながりません。「いったいなぜ人の役に立ちたいのか」「弊社でなければならない理由は?」と聞かれたときに、回答に詰まってしまうような志望理由は避けたほうが無難です。

「待遇面の良さ」を志望動機にしない

転職をするうえで、賃金や休日、福利厚生といった条件はとても大切なもの。ですが、「お給料がよさそうだから」「休日がとれそうだから」といった待遇面への期待を志望動機に書くのは避けましょう。志望動機は、業務内容や事業内容にスポットをあてるのが基本です。

具体的な経験をまじえてアピールしよう

自己PRを考えるときの一番のポイントは、ずばり具体的な経験や出来事をまじえること

たとえば、「人と接することが好き」であることを訴えるような志望動機を書く場合「介護の仕事を通して、さまざまな高齢者の方とふれあうことにやりがいを感じます。」といった書き方をすれば、介護の仕事に活かせる性格の人間性をアピールすることができます。

また経験を記入するときは「こんなことがあって」「このように乗り切り」「このような学びがあった」といったようにエピソードをまじえて組み立てるのがベター。即戦力として活躍できるイメージが浮かびやすいので、採用につながる可能性がアップするかもしれません。

履歴書は表現ツール。ていねいに書いて誠意を伝えよう

履歴書は、採用担当者に自分のことを伝えるための大切なツールです。自分の長所やアピールしたい経歴、経験などを事前に書き出しておくと、より伝わりやすい履歴書作成につながります。また、気持ちをこめて誠心誠意ていねいに記入することも大切です。