介護業界への第一歩!入門資格「介護職員初任者研修」

介護業界でこれから働こうと考えている人が、まず最初に受講しておきたい講座が「介護職員初任者研修」です。介護の基礎をおさえたい方必見の「介護職員初任者研修」について理解を深めましょう。

目次

  1. 【1】介護職員初任者研修ってどんな資格?

  2. 【2】介護職員初任者研修終了後の仕事内容は?

  3. 【3】まずは研修を受けて介護職のイメージをつかんでおこう

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)は、介護業界の入門的な資格で、募集要項には記載がなくても、暗黙の了解でほぼ必須の資格とさえいわれています。「介護職員初任者研修」を取得すると、どんな仕事ができるのか、資格取得までの費用や道のりを確認しておきましょう。

介護職員初任者研修ってどんな資格?

介護職員初任者研修とは、介護の基礎を学んだことの証明となる資格です。施設によっては無資格であっても働くことができる介護職ですが、訪問介護サービスを行う場合は、最低でも介護職員初任者研修を修了していることが条件となります。

また、介護の基礎を学ぶことができるため、家族の介護をしている方が、介護手法を学ぶために受講するケースも多く見られます。

通信講座でも取得可能!資格取得にかかる期間と難易度は?

介護職員初任者研修では、厚生労働省によって定められた基準に基づいて、各都道府県が指定する学校やスクールなどが実施する130時間の研修を受講し、修了する必要があります。研修科目は全部で10科目で、時間数は合計130時間です。全130時間のカリキュラムに対し、実習時間は最低90時間行うことが定められているため、通信講座で学ぶ場合も実習を受ける必要があります。
介護職員初任者研修は旧ホームヘルパー2級に相当する資格といわれていますが、旧ホームヘルパー2旧資格よりも、より実践的に掘り下げられた内容になっています。

修了時には1時間程度の筆記試験が行われます。なお、修了試験で知識や技術の習得が十分でないと判断された場合でも、補講などを受けることで最終的には合格する人がほとんどですので、難易度はそこまで高くありません。

資格取得にかかる期間は、最短で1ヶ月、平均的には3~4ヶ月程度といわれています。どのスクールに通うかどうかを検討するときは、試験のタイミングや講座の開講時期を事前にチェックしておきましょう。

資格取得にかかる費用

介護職員初任者研修の資格取得にかかる費用は、スクールや受講コースによって差があります。5万円台の受講料で開講しているスクールもあれば、資格取得後のサポートなど手厚くバックアップするかわりに、15万円ほどの受講料で開講しているスクールもあります。

また、スクールのなかには介護施設と提携し、講座修了後、関連施設へ就職をすると受講料をキャッシュバックする制度を設けているところもあるので、資格取得にかかるコストをおさえたい場合は、そういった制度を行っているスクールを探すのもおすすめです。

介護職員初任者研修なしでも働ける?

介護職員初任者研修は介護の基礎となる資格。とはいえ、介護スタッフの募集要項を「無資格でも可」としている施設は多く、資格を取得していなくても仕事をスタートすることは可能です。とはいえ、介護の業務や介助のコツがわからないまま現場に入れば、やはり戸惑ってしまうことが少なくありません。介護の仕事を始める前に取得しておくのがスムーズです。

介護職員初任者研修終了後の仕事内容は?

介護職員初任者研修修了後は、介護施設の介護スタッフとして働くのが一般的です。デイサービスや訪問介護、特別養護老人ホームなど、施設のサービス内容によって業務の内容は多少異なりますが、基本的には身体介護と相談、助言などが主な業務となります。

また、高齢者の方々がいきいきと自分らしく生活を送っていけるよう、介護予防やリハビリテーションを目的としたレクリエーション活動を考え、実施していくこともあります。

訪問介護サービスの場合は、身体介助のほかに買い物や掃除、調理といった家事を行うこともあります。介護スタッフの仕事は幅広く、どのような施設に就職するかによって働き方が異なるのが特徴です。どんなふうに働きたいか、自分のライフスタイルと照らし合わせながら考えていくのがおすすめです。

まずは研修を受けて介護職のイメージをつかんでおこう

介護を受ける方の身体に触れる機会も多い介護の仕事。介護未経験の方だと、なかなかそのイメージがわかず「自分にできるのかな」と不安を抱えてしまうことが少なくありません。

介護の仕事を始めるときは、まずは座学で基礎知識を勉強し、その後実践的に現場で実習を行っていくことで、少しずつ自信をつけ、スムーズに入職することができます。介護職員初任者研修は介護の基本に触れる資格です。受講することで介護の仕事にたいするイメージがはっきりとするので、現場での動き方や介護の仕事の種類など、どのような働き方をしていくか理解が進みます。受講を検討する場合は、スクールの情報収集からスタートし、予算や資格取得スケジュール、学習への取り組み方などと合わせて検討していくといいでしょう。