介護の仕事でも注目されている!温泉保養士とは?

温泉保養士
温泉保養士とは、予防医学や温泉医学に基づき、温泉の持つ効果を引き出して健康づくりに役立てるスペシャリスト。いったいどのような資格なのか、資格取得の方法や温泉保養士の資格取得後の活躍の場所などについて、詳しく解説します。

目次

  1. 【1】温泉保養士とは?

  2. 【2】 資格を取得するには?

  3. 【3】申し込み方法は?

  4. 【4】 費用はどれくらいかかる?

  5. 【5】 どんなところで活躍しているの?

  6. 【6】講習会を受講することでどんなメリットがある?

  7. 【7】温泉を楽しみたい方、温泉の効能を広めたい方にオススメ

全国各地にある温泉。

泉質によって、さまざまな効能を得ることができ、温泉巡りをしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

温泉にまつわる資格も“温泉ソムリエ”“温泉入浴指導員”“温泉観光実践士”など、たくさんの種類がありますが、今回は、そんな温泉にまつわる資格の中でも“温泉保養士”という資格について、詳しくご紹介していきます!

温泉保養士とは?

温泉保養士とは、一般社団法人 日本温泉保養士協会(バルネオセラピスト)が認定する民間資格。

一般社団法人日本温泉保養士協会は、福島県いわき市にある社団法人日本温泉保養士協会が、日本の温泉文化の原点である湯治(温泉保養)について理解を深め、知識や技術を観光事業や福祉事業・健康事業といった様々な分野に活用することができるスペシャリストを育成し、現代型の湯治健康法を普及させることを目的に発足した団体です。

ドイツ語で“Balneo therapie”、英語で“Balneo therapy”と表記される“温泉療法”。この“Balneo”が温泉を意味していることから、“温泉保養士”は別名“バルネオセラピスト”ともいわれています。

“温泉保養士”や“バルネオセラピスト”と聞いても、どんな資格でどんなことができるのか、全くイメージがわかないという方も多いですよね。

まずは、温泉保養士とはいったいどのような資格なのかについて、詳しく見ていきましょう。

一般社団法人日本温泉保養士協会によると、温泉保養士は“温泉医学や予防医学に基づいて、温泉の持つ保健的機能を引き出す知識・技術を習得し、温泉療法を活用した健康づくりを安全かつ適切にアドバイスできる人材”と定義されています。

(引用:日本温泉保養士協会資料http://www.onsen-forum.jp/PDF/201126-geturei02.pdf

簡単にまとめると、温泉の利用法・活用法や、温泉地の健康的な過ごし方をアドバイスできる資格といえます。

では、どうしたら温泉保養士の資格を取得することができるのかについて、見ていきましょう。

 資格を取得するには?

温泉保養士の資格は、一般社団法人日本温泉保養士協会が2001年(平成13年)から創設した資格。

資格を取得するには、一般社団法人日本温泉保養士協会が実施している養成講習会を受講し、規定の講習を終了後、認定試験に合格することが必要となります。

温泉保養士は、“温泉保養士”と“温泉保養士(上級)”の2種類があり、温泉保養士の資格では、温泉の活かし方の基盤である温泉の本質を、温泉保養士(上級)の資格では、温泉を活かす実践法や指導法のほか、温泉活用企画の立案に関する実践法を学ぶことができます。どちらの資格から習得しても、講習会の理解度に問題はないとされています。

どちらも受講資格に制限はなく、温泉事業従事者や観光事業従事者の他、福祉事業従事者、温泉に興味のある一般の方など誰でも受講することができるとされています。

それぞれの資格ではどのようなことを学ぶのか、詳しく見ていきましょう。

まず、温泉保養士のカリキュラムでは、温泉とは何か?ということを始めとして、世界の温泉事情や温泉成分の分析書の解読法、目的別入浴プログラムの組み方、生活習慣病の栄養学と温泉療法などについて、全11の課程を3日間の日程で学びます。

次に、温泉保養士(上級)は、湯治健康法や血管・代謝・体質・回復力の面から、健康力と温泉力を引き出す手法について、全12の課程のカリキュラムを、3日間の日程で学びます。

全ての講習を終了後、認定試験を受けることができ、認定試験に合格することで温泉保養士または温泉保養士(上級)の認定を受けることができます。

この認定資格は、有効期限が5年と定められているため、更新を希望する場合は更新講習会を受講する必要があります。

申し込み方法は?

温泉保養士または温泉保養士(上級)の資格を取得したい場合は、申込用紙に必要事項を記入し、一般社団法人日本温泉保養士協会まで郵送またはFAXすることで申し込むことができます。

申し込み後に指定の口座に受講料を振り込むと、受講票やテキストが郵送されてきます。

ただし、受講定員は100名となっていて、先着順で受け付けされるため、定員に達した場合は受講することができない場合も。資格取得を希望する方は、申し込みの時期等、日本温泉保養士協会のホームページをチェックされてみてくださいね。

 費用はどれくらいかかる?

温泉保養士の資格を取得するのにかかる費用は、テキスト代及び認定試験料を含み、温泉保養士が38,500円、温泉保養士(上級)が58,500円となっています。

 どんなところで活躍しているの?

一般社団法人日本温泉保養士協会の認定試験に合格することで取得できる温泉保養士。

温泉事業や観光事業、旅行事業、医療、福祉事業、地方自治体など、様々な分野の方が温泉保養士の講習会を受講し、北海道から沖縄まで全国各地に住んでいる国内の方をはじめ、アジアやヨーロッパ等、海外の方も資格を取得されています。

資格を取得した後の活躍の場は?というと、温泉地宿泊事業や観光事業、温泉地への旅行代理店事業、入浴によって健康を保つための福祉事業、入浴剤などの入浴関連商品の開発事業などさまざま。

エステやスパなど、温泉による効果を美容に活かすことができる美容関連の仕事をしている方にとっても、取得することによって仕事の幅が出る資格となっています。

また、温泉療法は医療の分野でも取り入れられているため、医師や看護師、理学療法士等、医療従事者にとっても職域を拡大することが可能となる資格といえます。

さらに、外国人に対して温泉文化や湯治文化を広め、体験交流の企画・運営を行う海外文化交流事業の分野でも活躍することができるなど、資格を取得することで幅広い分野で生かすことが可能となります。

(参考サイト:http://www.onsen-hoyoushi.com/balneo.html#q03 

講習会を受講することでどんなメリットがある?

温泉保養士の講習会は、温泉に関する知識をはじめ、温泉の利用法や活用法、地域の資源の発掘や健康資源開発について学ぶことができるもの。

実際に温泉保養士の講習会を受講した方からは

『正しい温泉の入り方を理論的に説明することができるようになりました。』

『温泉成分分析書の解読によって、温泉の個性を知ることができ、温泉旅行の楽しみが増えました。』

『入浴はもちろん、湯気を吸う吸入浴の有効性を学び、診療に生かしています。』

『温泉地の活性化のためにヘルスツーリズムを実現しようとしています。ヘルスツーリズムとしての役立て方や食事や運動との組み合わせ方を学ぶことができました。』

『温泉をPRしたいと思い受講しましたが、入浴法の種類に驚きました。温泉の効果を引き出す健康法についても学ぶことができました。』

など、高評価の口コミが多数聞かれています。

温泉に入るとお肌がスベスベになったり、皮膚のトラブルを改善することができるなど、なんとなく良いイメージを持っているという方が多いと思いますが、実際にどのような泉質でどのような効果があるのか、持病がある場合にも温泉に入っても問題はないのかなど、知らないことも多い温泉。

講習会を受ければ、泉質による効果や知らなかった温泉の魅力について詳しく学ぶことができます。さらに、学んだことを仕事に活かしたり、温泉のPRをすることもできるので、温泉保養士の講習会を受講することによるメリットはたくさんあるんです!

温泉を楽しみたい方、温泉の効能を広めたい方にオススメ

予防医学・温泉医学に基づいて、温泉のもつ機能を引き出し健康づくりに活用することができる温泉保養士。温泉を楽しみたい方はもちろん、温泉の効能を活かした入浴法や健康法をアドバイスしていきたいという方にオススメです。

介護ぷらす

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